R02/03/27,29   マコモの苗の植え付け準備






「 この村を守りし柵の春に朽つ 」








さあ、今年も休耕田を利用したマコモダケの栽培活動を継続します!

まずは、苗を植付ける前の準備作業から開始。



去年の秋にマコモダケを収穫したあと、
マコモの親株は、そのまま地中の中で越冬させました。

そのまま、追肥して水を引けば、またマコモが生長して
マコモダケを収穫することが出来ますが、
大きな美味しいマコモダケは収穫できません。
どうしても植え替えが必要なのです。


そこで、親株を掘り起こして、株分けして苗をつくる必要があります。
根は大きくて重いため、人手では掘り起こせません。

私たちは、毎年、ユンボで掘り起こしています!







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【 重機による親株の掘り起こし & 整地 】




今年から会長さんに就任した
愛称「子供大好きおいじさん」の哲っちゃんの出番です!





親株を一株ずつ掘り起こし、畦に仮置きします。


 


そのあとは、凸凹になった田の中を
丁寧にユンボでならします。





見事な腕前に見飽きることはありません。


 






マコモ田の脇に仮置きしてあるのは熟成した牛糞です。
苗を植付ける少し前に、均等にばらまき、
トラクターでかき混ぜて整地します。

トラクター作業は事務局長の「ヒサやん」の仕事ですが、
それは、まだ先のこと。
それまでここに置いておきます。










3/29
【 親株の手入れ & 竹柵の撤去 】






二日前に掘り起こして、畦に仮置きしておいた
マコモの親株です。





このまま置いておくと乾燥して枯れる恐れがあります。
それで
不要な土や根の一部を除去してから
水に浸けておきます。




 






丁寧に、よけいな土と根を除去しているのは
会長の哲っちゃんと事務局長のヒサやんです。


「 枯れ畔(くろ)にマコモの春の動き初む 」









これで、二日前に掘り起こした親株の処理が済みましたが、
マコモ田を取り囲む柵をご覧ください。

竹と杉の丸太から出来ていますね。
里の景観や里山の保全の観点から
竹林を整備したり、杉林を間伐して得た竹と杉を再利用したものです。

この柵の目的は、マコモ田をイノシシなどの害獣から守るためです。

でも、最近、集落全体を獣害防止柵で囲ったため
この柵は不要になりました。

しかも古くなり、ところどころが朽ちて欠けています。




そこで
この際、撤去することにしました。






柵の解体作業は、
屈強なおじさんたちにやって頂きました。







「子供大好きおじさんの哲っちゃん」と「我らがやっさん」







「我らがやっさん」と「仏のユタカさん」




足元が悪い中、頑張ってくれました。おおきに!





柵の廃材は、獣害防止柵の外側にある原野に運搬しました。

廃材を運搬するのは、
「郷土歴史家・とっさん」と「わーちゃん」



お疲れ様でした。


 




柵の廃材は、
今後、朽ち果てるまで監視して行きます。


 




ここまで来れば、あとは肥料を撒いて、トラクターでかき混ぜれば
苗の植え付け準備は完了です。

トラクターは事務局長さんの担当です。
宜しくお願い致しまーす。

但し、肥料を撒く作業はわーちゃんがやっておくからね。






苗の植え付けは、5月の連休頃。
皆で親株を株分けして、植付けましょう。





大きくて美味しいと評判の私たちのマコモダケ!









9月下旬ごろには、たくさん収穫出来ることでしょう。

収穫はわーちゃんの担当です。楽しみです。






里暮らしっていいな

小河フレンドくらぶっていいな



それでは、また










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